人の体は左右対称ではない?
人の体は左右対称ではない?
今日は「人の体は左右対称ではない?」というお話をしたいと思います。多くの人は何となく人間は左右対称に出来ていて、ゆがみがあるとそれが崩れてしまう、というようなイメージを持っているのではないでしょうか。では、試しに左右の手のひらを合わせて大きさをくらべて見て下さい。手首のところで高さをしっかり揃えてくださいね。



靴をはくと左だけきつく感じるとか、皆さん思い当たる事があると思います。また、目に見えない体の中の事を考えてみてください。心臓は胸の左寄りにあります。肝臓は右側にあり、脾臓は左側にあります。そもそも人の体は左右対称には出来ていないのです。
ゆがみを整えるとなぜよいのか
それでは骨盤のゆがみをそろえる事というには果たして意味がないのでしょうか?と言うと・・・それが違うのです。骨盤のゆがみをそろえる事で、体にとって良い変化がいろいろ起こります。私は18年以上も現場で経験を重ね、5万回を超える経験を重ねてきましたが、これは本当のことです。ですからゆがみを整えるということは、ただ単に見た目を左右対称にするということではないのです。かたよっていた左右の筋肉のはたらきが整うということなのです。左右の筋肉のはたらきが整うということはかたよっていた筋肉の中の血流も整うということですし、筋肉をつかさどる神経のはたらきも整うということです。神経のはたらきが整うということは、脳のストレスが減るということです。もちろん見た目のバランスも良くなります。
もうおわかりですね。ゆがみを整えるということの本当の目的は体全体のバランスを整え、体にかかる余計なストレスを減らし、ここから先より良い人生を歩んでいただく、ということにあるのです。
